LIGA Summer Camp

LIGA Summer Campとは

夏の甲子園予選を終えた全国の高校3年生が、個人参加型で集うことができるリーグ戦形式の取り組みです。

一般社団法人Japan Baseball Innovationが主催

これまでの野球界にはなかった高校3年生が個人で参加できるリーグ戦形式の取り組みとして、日本の野球界に新たな風を吹き込んでいます。


・強豪校でレギュラーとしてプレーしたものの甲子園には届かなかった選手

・部員数が多く公式戦出場機会に恵まれなかった選手

・早期に敗退し公式戦の機会が少なかった選手


自身の本当の実力を試したい、アピールしたい、大学などへの進路を広げたい、これまで出会っていなかった地域の選手とも交流を深めたいという選手が集まっています。

彼らが夏休み中にさらなる実戦経験を積み、選手自身が未来を切り拓く環境を創出します。



舞台は、雄大な自然に囲まれた北海道!

野球に集中できる環境に加え、野球や、広く人としての成長にも繋がる研修など。

参加する選手のその後の人生と、日本の野球界全体が、新たな可能性を見出し、飛躍することを目的にSummer Campを北海道の地で開催します。

日本の高校野球において夏の甲子園大会は大きな注目を集めるところですが、誰もが出場できるところではありません

日本の高校野球には素晴らしい歴史と伝統がありますが、世界でも珍しいトーナメント制が中心のため、実に約半数のチームはたった1試合で夏の公式戦を終えることになります。

また、部員数が多いチームでは1度も公式戦に出場することなく、高校野球を終える選手もいます。

たとえ、強豪校でレギュラーになったとしても、夏の甲子園に出場できる高校は各都道府県で1校のみ(北海道、東京は2校)で必ずしも実力があるから、出場できるとも限りません。


そのような形で7月に公式戦を終える大多数の高校3年生の選手の中には

夏休み期間中にもプレーして


<自身の技術レベルをもっと向上させたい>
<大学などへの進路を切り開いていきたい>
<自分の本当の実力をもっと知りたい>
<今まで出会っていなかった選手と交流したい>


と思っている選手も全国には少なからずいます。

そんな選手たちが、夏休み期間中にさらなる経験を積める環境は、これまで日本にはありませんでした。

だからこそ、新たな仕組みを作ることで、参加する選手、そして、日本野球界全体に新たな可能性を見出せる環境を創出し続けます。

実施に至る経緯

一般社団法人Japan Baseball Innovationで代表理事を務める阪長は、日本で大学までプレーしたのち、アジア、アフリカ、中南米など、海外での野球指導などに長年携わってきました。

2014年から日本に帰国し、少年硬式野球チーム堺ビッグボーイズの指導、筒香嘉智選手のドミニカ共和国ウィンターリーグ参加サポート、東京オリンピックにおけるドミニカ共和国代表チームのサポートなどを行うと同時に、海外では一般的なリーグ戦形式の取り組みを日本のアマチュア野球、特に高校野球のカテゴリーで普及すべく、2015年より秋の公式戦終了後に練習試合を各地でリーグ戦に見立てたLIGA Agresiva(リーガ・アグレシーバ、詳細はHP)の取り組みを開始し、現在は、北海道から沖縄まで30以上の都道府県から、160校以上が参加する取り組みを実施しています。


【3年生の夏をたった一回の敗北や、スタンドでの応援のみで終わらせて良いのか?】

リーガ・アグレシーバ参加校のアンケートでも

・もっとたくさんの試合がしたい

・もっとたくさんのチームと交流がしたい

・もっとたくさんの選手と交流がしたい

という意見が毎年最も多く寄せられます。

LIGA Agresivaは主に秋の時期に1・2年生がチーム単位で参加いただく取り組みであり、秋の時期に公式戦が少ないチーム、出場機会の少なかった選手により公式戦に近い実践的な場を創出しています。

一方で、私にはもう一つ解決したいものがあります。

高校3年生の8月に甲子園に出場しなくとも実戦経験が積めて、自身の成長につなげ、スタッツを残せる試合を作りたい。

その思いに掻き立てられ、8月の夏休み期間中に、LIGA Agresiva参加校に関わらず、広く全国の高校から参加したい選手が夏休みに集えるサマーキャンプ(リーグ戦形式の試合)を実施することを考え、2024年より開催しています。

参加する選手が、北海道の地で自身の力をさらに伸ばし、発揮していくことで、夢を実現する可能性を広げる。

不完全燃焼に終わった選手も夏休みにたくさんの試合を行って自身の力を表現していく。

そういったこれまでになかった新たな環境を作ることで、参加いただく選手の未来、日本の野球界、日本の未来を明るくしていく。

このホームページを見てくださっている皆さまと共に
新たな未来を作っていきたいと思っています!